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さて、今年も残すところあと数時間となりましたね。
つい先日今年に関して多少振り返りましたが、今回はそのまとめ。

今年は一人暮らしを始めたという生活環境の変化が大きなことでしたが、
大して研究に関しては停滞気味であったと考えております。
そういった意味で、研究者として、エンジニアとして生きていくとは
自分にとって何を意味しているのか、何を指しているのかを考える年でもありました。

正直未だ解は見つからない。
それを見つけることがPhdの条件でもあると捉えています。

事象的な目標を達成することばかりに目が向きがちだった2011年でしたが、
2012にはそれに加えて抽象度の高い命題に関して解を見つけることにも注力したいです。

飯を食うのは大変。
服を着るのも大変。
でも食ってもゴールじゃない。
服を着て終わりじゃない。

何者としてどのように生きるか、活きるか。
どうすればそれが決められるか、見つけられるか。

今自らに必要なのは、魂を揺さぶる命題である。
2012年が私にとって魂の1年であらんことを。
日本にとって復活の1年であらんことを。

日本、君のためにできることをしよう。
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またしてもお久しぶり、電電です。
と入ってもFacebook等では毎日更新しておりますが。

大抵のことがFacebookやTwitterで事足りるようになってきてしまったんので
あまりブログに手を付けなくなってしまった電電なわけです。

どちらかと言うと、長文をまとめて書くより、
思いついた短文をちらちら更新していくほうが楽だったってのが大きい気もする。

長文を書く習慣が薄れつつあるのは個人的に由々しき事態と思われるので、
再開していこうと思った次第。

さて、今年ももう12月ということでそろそろ総まとめの時期ですね。
今年の成果物は想定外のものが多く、逆に想定した成果物が得られていないこともあります。

1.スマフォ買った
2.一人暮らしはじめた
3.クレカ導入
4.学会で優秀論文賞受賞した
5.Youtubeとニコ動に動画投稿してノミネートされた
6.新規団体とコラボした
7.オープンラボに参加した
8.就活始めた
9.英会話行った
10.親友と釧路へ旅行した
11.シーラカンス見た
12.横浜の中華街で火を吹いた
13.1年生をプロジェクトリーダーに起用した
14.鹿児島で学会。コテンパにされた
15.千葉工大までセミナーを受けに行った
16.NC専用PCを構築した
17.Beagleboardを導入した
18.Javaを始めた
19.家中の家電の消費電力を測りつくした
20.自宅で初パーティーした
21.去年出来なかった釣りを再開。一匹釣った!
22.おそらく生まれて初めてガチでモノづくりして、完成まで持っていった
23.SAIの練習を定期的に始めた
24.HDD破損に懲りてストレージはすべてミラーリングにした
25.自炊レパートリーがやっと10を超えた
26.多少日本酒の味がわかるようになった
27.Facebook始めた


一人暮らしを始めたのが大きいですね。
それに伴う生活変化から得られたものが多かったように思えます。
研究や私生活における学習は目標に届いていないものが多く、
習慣化の難しさと、モチベーション維持のための意思確認の重要性を再確認しました。

意外なようですがFaceBookを始めたのは案外大きなイベントなのでした。
最初は単純な「ちょっと使ってみよう」程度の動機だったものが、
今ではブログやMixi以上に強力なツールとなっています。
個々で得られた人脈や繋がりは貴重なものになりつつあります。

さて、あと数週間で今年も終わってしまいますが、
残された課題は大学での中間報告、英語、そして就活。

特に就活は一大イベントでもあるため、しっかりやらねば。
企業リサーチや自分の意志確認、意思決定、その明文化。
人脈をフルに使って先手先手で攻めていきたいと思っている電電です。
だんだんわかりかけてきた気がする。
博士課程2年にもなって今更な気もするが、
優れた論文を書く人たちが何を思い何を考え、
それを読む人がどのように捉え何を考えどう評価するのか。

思考のプロである。



就活を始めている電電です。
最近はもっぱらTwitterとFacebookのみに偏りがちでしたが、
やはり長文を書くならブログでしょう、ということで再開。

先日北大内の一団体からダイレクトメールをいただき、
ファシリテーションセミナーに参加してきました。

今回は古河電工の関さんが講師でした。
参加無料で、関さんの本まで頂けるという内容。

対象は博士課程の人。就職活動している修士も来ていました。
午後1時から5時過ぎまでと長いセミナーでしたが、
全く飽きることなく時間が過ぎてしまったようです。

★博士が入社するとどんな扱いか
★博士は何を要求されるか
★一つの問題を効果的に解へとつなげるためにはどうしたらいいか


等々、有意義な時間を過ごした次第です。

私自身会議を取り仕切ることはこれまで数多ありましたが、
ファシリテーションそのものはまだまだ初心者です。
そんな中で気づいたのは、
効率的かつ効果的に行うのはもちろんのこと、
会議に参加する人々のパフォーマンスを向上させられるという点である。

淡々と誰かの意見に耳を傾けて、うーんと唸る会議ほど退屈なものはない。
頭の回転は鈍り、退屈で眠くなり、時間は伸びる一方。

会議等の書籍は数多く出回っているが、
目標とする会議数を基準にすれば大別して2通りである。
少なければ少ないほどいいタイプ。
必要と有らばたくさんやったっていいとするタイプ。

一見相反する答えのように思えるが、
ファシリテーション的な見地から言えばそうでもない。

ただの作業は効率的な方が良い。
創造的な活動は大いに行えるようパフォーマンスを高めるための準備、仕掛けを施す。

最終的に何かを議論し、決定するのが会議の役割ではあるが
その退屈なシナリオが染み付いてしまうと「会議=ノルマ・退屈・いっぱい」といった構図になる。

そういったタイプの会議は少なくてよろしい、ということだろう。
団体の向上や利益につながる創造活動であれば大歓迎となる。

会議そのものをステレオタイプに捉えると、
創造性・向上性の阻害になる可能性大、ということだろう。




Texで論文を書くためのソフト、Labeditor。
知らない人にはまったく興味ない話かもしれませんのであしからず(笑)

いままで散々悩んできたLabeditorの使い勝手。
確かに便利なんだが、色々と使い方を知っていく上で改善された。

1.DVIをPDFに変換できない。

変換しようとするとエラー吐いて、ファイルがありません、的な内容。
これは最新のLabeditorとLatexをインストールしなおすことで解決。
これまでインストールしなおすのが面倒で、バックアップドライブに放り込んだままのやつを
OSをクリーンインストールしても使い続けてきたのが原因。
やはり横着はいけませんね。反省です。

2.タグを色分けしてくれるカラー構文がめちゃくちゃな色分けをする。

これはちゃんと洞察していれば見つかったかもしれないが、
どちらかというとソフト側のバグな気がしないでもない。

なんとこれは「日本語で入れたギリシャ文字(Θ、π等)」に反応している。
これを文中から削除してLabEditorを再起動すると、あらキレイ。

うーん、こんなところで悩んでいる場合ではないのだが、
忙しいときほど部屋の掃除がしたくなる、あの心理状態ですね(笑)
さすがに間が空き過ぎた気もします(笑)
最近はツイッターとFacebookを主に使っておりました。

が、やはり長文を書くならばブログでしょう、と。

今回のテーマは「ロボット学」です。
以前ツイッターでもつぶやいた内容ですが、それをまとめておこうと思います。

ロボット工学からロボット学へ、と題しましたが
両者はかなり違うものです。
ロボット工学は「工学的見地」からロボットをどう作るか、どう扱うかといった内容なので
制御論や設計論、数理モデルや安定性理論等、学問的なアプローチなわけですね。

対し、「ロボット学」とは「そもそもロボットいかにあるべきか」「ロボットとは何ぞや」といった
哲学的、社会的、人文的な側面をも網羅しています。

ではなぜロボット工学からロボット学へ、なのかという背景から説明しましょうか。

日本は世界的ロボット大国と呼ばれていますが、
それは大量生産ライン向けの工業用ロボット(溶接・塗装等)が世界的に抜きん出ているということです。
しかしながら、それを工場から社会へと飛び出させることに関しては、
日本は海外に遅れをとっているようです。

お掃除ロボットや軍用ロボットをはじめ、海外の研究機関・企業は既に商品化へと進めています。
ここで考えるべきは、なぜ日本のロボットは「売れないのか」ということ。
ちなみにこのテーマは某大学の先生の講演会を又聞きした内容。

一つ目として、
研究者側が「これが役に立つだろう」という勝手な思い込みで開発を始めてしまう。
もっともらしいニーズを考えて、結局は研究者の自由研究になってしまうと。

二つ目として、
ロボットという概念に囚われるあまり、それ以外の手段が盲点になる。
わざわざロボットにやらせなくても、機構的に実現してしまう方法などいくらでもあるのだ。

三つ目として、
ロボットを売ろう、という概念を持っていること。
ロボットを売りたいという希望が先んじてしまい、
それを売るにはどうしたらいいかという、ある意味本末転倒な流れになるわけだ。
何かしらニーズがあった上で、あぁそれならロボットが最適ですよ、という流れが理想。
ロボットを売るためにニーズを作るわけではない。
もちろん、新たなニーズの提案によってマーケットを提案することも重要だが、
そこまでビジネス思考を持った研究者もあまりいないだろう。
また、ロボットを売りたいとする場合に、
そのロボットが一般に言う「いかにもロボット」が該当してしまう。
アニメや映画ならいざ知らず、実用性を考えた際に少なからず歪が生じるだろう。

若干悲しい仮説かもしれないが、
ビジネス思考を持ち合わせた研究者は、ロボットに手を出さないのかもしれない。

さて、ロボット工学からロボット学へ、というテーマが少しずつ見えてきたようです。
人の役に立つ「何か」をつくってナンボの世界において、
そのニーズやマーケット、ユーザーをソーシャルな視点で見つめなければ意味がありません。
ロボットを誰が必要としているか、どんな産業に入り込めるか、取って代われるか、
ユーザーが使いやすいロボットとはどのようなものなのか、どんなものが人気が出るのか。

それは既に工学の粋を出ており、総合的な学び・創造が必要となるため
ロボット学、というネーミングになるわけですね。

日本がロボット工学からロボット学へ早々にシフトしていかないと、
やがてはロボット大国の名を他国に取られてしまうかもしれません。

何のためのロボットなのか。
ロボット以外の手段はないのか。
現場のニーズにどれだけ耳を傾け、フィードバックを貰っているか。

そして、誰の役に立たせるのか?



タイトルから来た方、申し訳ありませんが啓発的な内容ではありません(笑)
ご了承くださいませ。

本日夜に噂の「コクリコ坂から」を観てきました。
ポスターやCMからは想像もできないほど、熱い青年たちの話です。
激熱です!
自分は熱い奴だと思っている方々は、エネルギー貰える映画ですよ。

宮崎駿監督の息子さんがメガホンをとるということで、
ゲド戦記の件もあり観ることを躊躇している方も多いかと思います。

私は終始ニヤニヤしながら観ておりました。
おそらく高校生以下には面白くないかもなぁと思いつつ、
逆にそれ以上の年齢?であれば、かなり楽しい映画だと。

とりあえずエスケープがマイブームになりつつあります(笑)

 既に一週間以上たってしまったが、
先月末にモエレ沼公園でオープンラボが開催されました。
2日間合わせて来場者が100人を超えたらしく、なによりです。

子供たちと触れ合って工作したりプログラミングするのは、
私自身実に久しぶりな気がします。

おそらく去年度のロボットフィールドプロデュースを新さっぽろの科学館でやって以来。
たくさん子供たちから元気をもらいました。

何かが出来上がった時の喜びを、子供たちは全身で表現します。
ゲルマニウムラジオを一生懸命つくって、たまに火傷したりして。
外にでてアンテナを伸ばしてダイヤルとグリグリといじる。

「あっ(きこえた!)」

と、ぱっと子供たちの表情が明るくなります。
ほんの数十分という短い指導ではありますが、
そのたびにやってよかったなぁと、しみじみ噛みしめるわけですね。

主催者の一人であるS先生とも色々お話致しました。
★これをもっとよくするには?
★今後どうしたらいい?
テーマは大別してこの2つだろうか。

子供たちと接しながらの会話だったので切れ切れだった。
ここで改めて意見をまとめておこうかな。



 今日はモエレ沼公園のガラスピラミッドにてオープランラボがあります。
お時間のある方は、是非遊びに来てくださいませ。
サイエンス・エンジニアリングといろいろ面白いですよ。
ロボットや電子工作、プログラミング。

もちろん我がロボットアーキテクトも参戦しているわけですが、
今回私は背後から見守るだけにしておきました。
一切手出しはしておりません。

ビッグイベントであり、外部団体との連携もあり、
結構なハードルではあると思いますが
これを乗り切れるかどうかで、今後私が安心できるかどうかが決まる(笑)
まぁ大丈夫です。しっかり準備してましたから。

いい意味でどんどん私の手を離れてほしいと思うこのごろです。
 

香川大学がやってくれました。

従来ロボットってのはスピーカーから音声を出すのが主流でしたが、
今回は人間の発声器官構造を再現して音を出しています。

鼻腔の重要性や歯の重要性がこの動画から見てとれます。
確かに「さ行」等の破擦音が必要な場合は歯が必要になるわけですね。

高齢になって歯が不足したり、風邪をひいて鼻がつまったりすると
発声の結果がかなり変わってくるわけです。

具体的にどんな役に立つのか?といったところまで言及されてはいませんが、
私見としては人間の発声研究や、言語学習系の人工知能の研究に用いられるかもしれません。

我々が恩恵を受ける例を考えるのは若干難しい。
例えば、
「滑舌の悪さの解明」
「難しい英語発音のビジュアル化による教材」
「理想的な歯並びモデル、歯並びを矯正することでどの程度発音がよくなるかのモデル化」

いずれにせよ、直接的な恩恵というより、医学的なワンステップを踏む可能性のほうが高そうだ。

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photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
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北海道生まれ。
北海道にロボットフィールドを作ろうと日々奮闘中。
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