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先日PCカンファレンスにて先生方とお話をする機会がありました。話のテーマは「ものづくり」について。

■ラジコン世代、ミニ四駆世代、そしてロボット世代

先生方は「ラジコン世代」なんだそうです。ちなみに私はミニ四駆世代です。私のイメージではラジコンは既に出来上がっていて、後は操縦して遊ぶだけなのですが、本来はそうではないらしい。話によるとミニ四駆とは比較にならないほどのパーツから「自分で組み上げる」ものだったそうです。お金が相当かかりそうですねぇ(汗)

そして最近はものづくりという分野では「ロボット世代」になるのかもしれません。もちろんミニ四駆ほど普及しているとは到底言えませんけれど。ミニ四駆が売れたのは基本セット600円という手軽さと、豊富なオプションパーツ、速さを競うという誰にでもわかりやすいルール。そこらへんがキーだったのではと思っています。ラジコンもまた同じなのでしょうか?だれかラジコン詳しい人教えてくださいなー!!

でもロボット世代は「ハード」というより「ソフト」に路線が変更されてきたようですね。北海道のとある大学の先生が言うには、「北海道はハードが弱い!」との事です。なるほど、そうかもしれません。がしかし、ロボットにおいてハードにこだわるのはかなりハードルの高いものとなるでしょう。この点において「パーツの種類」という視点から考えてみよう。

■ラジコン、ミニ四駆、ホビーロボットのパーツ種類

おそらくこんな感じ↓になるのではないかと推測されます。

ラジコン>ミニ四駆>ホビーロボット

パーツの種類がその対象のハード度の目安になるのではと私は考えるわけです。ラジコンというのは回路からサステンションに至るまでかなりの機構を持ち、それに伴い多種多様なパーツを使用していると聞き及びました。ミニ四駆はラジコンの雛形ともいえるもので、もちろんパーツ種類はラジコンには及びません。ですがホビーロボットはどうでしょうね?ロボットはプログラムによって動くものとすると動きは複雑になるものの、その動きを確実な前提とするため複雑な機構を嫌う傾向にあるようです。むしろ電気回路としてのパーツ種類・点数であればロボットがダントツトップと言えるでしょう。確かに電子回路もハードと言えばハードでしょうが、ラジコンやミニ四駆における機構的ハードとは異なるものではないでしょうか。

■機構的ハードのほうがハードルが低い
 電子回路やプログラムの流れなどは視覚的にわかりづらいが、機構であれば実際に動かしてみれば一目瞭然である。加え、人間は機構に魅かれる習性もある。特に日本人は実益的な時計というものから無益なカラクリ人形を作り出すなど、機構そのものに「美」を感じ「芸術作品」を作り出すという能力に長けているようだ。機構であれば電気のデの字も知らない江戸時代の人間でさえ理解できたのであるから、現代人にもそれが理解できて当たり前のはずである。当たり前のはずであるが、いつの間にかその機構がブラックボックス化したのも事実である。むしろ故障の恐れが大きい機構は敬遠され、電子化、プログラム化が進んだためそれに伴い「モノのブラックボックス化」が進んだと考える次第です。ブラックボックスをいくら学んでもブラックのままではなかろうか?
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北海道生まれ。
北海道にロボットフィールドを作ろうと日々奮闘中。
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