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ぱらぱらめくると、文字ばかりの学術書だが
なかなかスルメのようで旨い本だ。

最近「英語表現の妙」に取り付かれている。
「うまいこと言う」シリーズに感化されているせいもあるかもしれない(笑)

スーパーへ行けば大抵の食材は手に入るが、
そのスーパーへいける人々が皆名コックかといえばそうでもない。
「料理の妙」を知らねば、同じ食材を持っていても結果が変わってくる。

料理番組等で「え!そんなに××しちゃっていいんですか?!」なんてのがあるが、
あれにかなり似た感覚である。

そんなところでそんな単語、言い回しするんだ!みたいな。
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 去年ブレイクした「正義の話をしよう」を読んでおります。
まだ最初しか手をつけておりませんが、面白いのなんのって(笑)

相当濃い内容となっているので、一行一行丁寧に読んでます。

「アメリカは富を持つことを認めている。
しかしながら、強欲に対して報酬が支払われることには我慢できない。」

リーマンショックのトリガー企業の一つであったAIGでは
当時の役員たちがリーマンショック後に莫大なボーナスを貰っている。

日本よりもチャレンジや失敗に対し寛容かつ攻撃的な意味での好意的であるアメリカは
やはりこの事実には憤慨したようだ。

幸福、自由、美徳。

この3つが複雑に折り重なって人々の思想となる。
 

久々に自らの「思考的な盲点」をつぶす書籍に出会った。
貸してくれたワアナ氏に感謝の意を表明したい。

あのスカイクロラでも有名な森氏の著書である。
もともと森氏のHPにて公開されたものから選んだのだとか。

ここ1年は正論に重きを置くよう心がけてきたが、
良い意味で覆すことができる一冊といえよう。

覆すと同時に、自らの「暗黙の了解」にメスを入れることが可能だ。
いくつか抜粋しよう。

★「意味、という単語の意味を50文字以内で説明してください」

★「議論がしたい、とは、僕の意見を聞いてよ、と同義である」

★「結局は人間関係だよ、という人には、それ以外にどんな関係があるの?と問いたい」


ぐっと詰まる言葉。
その発想は無かったと目から鱗を落とす言葉。
痛快な皮肉だが、もっともな言葉。

一日本書と向き合い、ひたすら悩むのも面白そうである。
シドニアの騎士 1 (アフタヌーンKC)


でました! 「シドニアの騎士」第二巻!
二巻の表紙は結構萌萌しいので一巻のサムネイルを(笑)

敬愛する弐瓶さんの最新刊なわけです。
レビューでは賛否分かれるわけですが、
弐瓶さん自身かなりイラストがうまくなってきている!
まぁBLAME時代の荒削りなタッチも結構好きでしたが。

理系の私でもついていくのが大変なダイナミックSF。
桁はずれな重量物等が毎回出てくるのが楽しみだったりします。

かなりマニアックな作品ですが、
購読あれ!
ミニコミ 手塚治虫漫画全集 ブラックジャック パックA 

中学校時代からブラックジャックファンである。
何度読んでも感銘を受けるコミックはなかなかない。

一応タグはブックレビューとなっているが、今回の注目点は内容とは若干違う。

マンガと小説の違い」に関して感じたことを少々。

この作品の中にはピノコと呼ばれる助手(?)が出てくるが、
とある理由によりブラックジャックによってその体を「構築」され、この世に生を受ける。
ブラックジャックがピノコの顔を作る際、参考にした少女がいた。
彼女は医学書の写真で見つけたという。

ひょんな理由からその少女とブラックジャックは遭遇し、一つのきずなが生まれる。
がしかし、公害により彼女は帰らぬ人となったのであった。

普段物静かで冷徹なブラックジャックの顔には、押し殺せぬ怒りが現われていた。

そのたった一コマ。

言葉にならぬ渦巻いた感情が読者を包むのである。
この「言葉にならぬ」ことを表現できるというのがマンガと小説との違いである。

小説は昔のカセットテープに似ている。
カセットテープには磁気テープに音楽情報が刻まれており、
そのテープを自動で「送る」ことによってスピーカーから「音」として耳に入る。
これが停止してしまうと音にはならないわけだ。
小説には「言葉」のテープが紡がれており、その言葉は流れていないとストーリーにはならない。
そういった意味で「無言」という表現方法がないのである。

「無言を表現する」ことと「無言で表現する」ことの差がコミックと小説の差の一つである。

ブラックジャックはたくさんの短編からなるが、
その多くは問題を投げかける形で話を括る。
きっと手塚自身も答えを持ち合わせておらず、それ自身が答えなのだろう。
その「言葉にならぬ答え」を必死に描いた作品。

それが「ブラックジャック」である。
一読あれ。
決断力 (角川oneテーマ21) 

「決断力」 羽生善治著

なにより羽生善治がキーボードで一発変換で来たことに一番驚いた(笑)

さて今回のこの本、将棋名人羽生さんの本である。
タイトル決断力とあるが、決断するという行為を将棋を通してつかんでいく。

彼曰く「直感の7割は正しい」そうだ。
そして勝負の一手で自分の直感を信じて即決する。
相手に考える暇を与えずプレッシャーを与える。
考えるときは「羽生にらみ」。

集中しすぎると「戻れなくなるのではないか」、という恐怖を味わったこともあるとか。
すさまじいまでの集中力である。

将棋は言ってみれば、どの駒をどこに打つか「のみ」である。
もちろんそれが難しい。
ありとあらゆる戦法やこれまでの相手の刺し方、経験、その他多くの情報が頭の中を駆け巡る。
がしかし、そこで重要なのは「捨てて選ぶ」ことなのだという。
あれもこれもでは時間が足りないし、なにより「独創的な一手」がさせない。
きまりきった手を打ってばかりでは相手には勝てない。
そういった意味で「前例をいかに捨て、相手に読ませず、素早く王手をかけるか」なのだ。

将棋の一手一手はすべてが「決断」である。

日ごろ優柔不断、思いきれない、選べない、そんな人は必読である。
決断の神髄とは。一読あれ。
43のキーワードで読み解く ジョブズ流仕事術 (アスキー新書)  

「ジョブズ流仕事術」 大谷和利著

前々からジョブズ本人を気にしていたのですが、
良さ気な本を見つけたのでさっそく読んでみたわけです。

43のキーワードで読み解く、と表紙にも書いてあるとおり
ジョブズ氏の様々なエピソードを交えてジョブズメソッドへと昇華していく内容。

マックを作り上げるまでの彼の壮大な哲学が込められており、
特に技術系で給料をもらう人には必読なのではと考えております。

自分の人生にレバレッジをかけなさい!―このやり方で、伸びない人はいない!  

「自分の人生にレバレッジをかけなさい!」
ダービー・チェケッツ著 苫米地英人訳

前回の本田氏同様、苫米地氏が訳しているというのと「レバレッジ」という単語に反応しました。

本田直之氏の著書の中でもレバレッジは有名なわけです。
レバレッジ(てこ)を使えば小さい力で大きな効果が得られる、というわけです。
そのレバレッジをどのように使うかが問題になってくる。


[新版]あなたもいままでの10倍速く本が読める  


あなたもいままでの10倍速く本が読める ポール・R・シーリィ著


以前ビジネス学校で速読術であるフォトリーディングを学んでいたのですが、
復習も兼ねてこれを購入しました。

速読術といわれると胡散臭いイメージを持つ人も多いですが、
別にカルトでも手品でもありません。
効率よく全体を捉えるにはどのような読み方がいいのか、といった類の本です。

英単語を覚えるときに頭文字Aから順番に覚えていきますか?
普段の本の読み方はおそらくそんな感じなのではないでしょうか。
頭から順番に読んでいけば読み終わったときちゃんと吸収できている保障などないのです。

書籍に限らず活字をスピーディーに捉える方法を知っているかどうか。
この差は人生において大きな違いを持つことは容易に想像できますね。

是非お勧めの一冊であります。
「デキる人」の脳

  「デキる人の脳」 ノア・セント・ジョン著(本田直之訳)

今年初めてのブックレビューですね。
去年はあまり本を読んでなかったので今年こそはっ!

さてこの本、本田直之氏の名前にひかれて手に取ったのですが
氏は今回訳者としての参加だそうですね。
にしても内容はかなりおもしろかったです。

ポイントとしては
1.従来のポジティブ・シンキングでは役不足
2.アフォーメーション(アファメーション)のすすめ
3.プラスの質問力、マイナスの質問力


この3つではないかと。まぁ実際2と3は対して変わりません。
それらの問題提起としては、
「自分はデキる」といくら言い聞かせても、それを否定する自分がいつもどこかにいるわけで
そんな状態でポジティブ・シンキングとわめいても何の効果もないではないか?
ということなんですね。

たしかに普段から電電も感じていたところです。
そこで本書では画期的な質問方法を提案しています。
それが「プラスの質問」と呼ばれるものなのですね。

ざくっと言うと、「出来ない理由」ではなく「出来る理由」を自分に問うてみる、ということ。
たとえば普段から「仕事を先延ばしにする癖」があったとしよう。

「どうして俺はいつも仕事を先延ばししてしまうのだろう?」
→俺はきっとこの仕事に向いてないのだ
→俺はきっと天性の怠け者なのだ
→上司が俺に仕事を与えすぎなのだ

とまぁいくらでも「出来ない理由」が思いついてしまうわけなのです。
ここで重要なのが「出来ない理由」を見つけられるなら「出来る理由」も見つけられる、ということ。
自分に対する質問の仕方が間違っているために、「出来ない理由」ばかりを見つけてしまうのです。

では具体的にどのように質問すればいいのか?
知りたいですねぇ。
書店でどうぞ(笑)
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