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「石像はすでに石の中にあったのだ。
私はそれをただ、削って掘り出したに過ぎない。」 ~ミケランジェロ

ポテンシャル(潜在能力)は表面化しなければ無かったも同然である。
結果的に「私にはポテンシャルが無かったのだ」というのは間違いである。
鉱山を掘りもせず「こんなの土の塊だ」と悲観するのと同義ではないか。

ゆえにポテンシャルなんて誰にでもあるモノではない、と言うのもアプローチミスである。
潜在しているからこそ表面化させる必要があるのであって、
はじめから表面化されているのであればポテンシャルでもなんでもない。

ただし、ポテンシャルを開花させるのは簡単ではない。
モノによっては血のにじむ努力を必要とするだろう。
モノによっては自分の思想をひっくり返す必要があるだろう。
モノによっては大きな代償を支払う必要があるだろう。

重要なのは、開花のトリガーが必ずしも大きなハードルとは限らないということだ。
誰かの一言がトリガーになって目から鱗が落ちることもあるだろう。
今まで気付かなかった盲点に「気付くだけ」で開花できることも多い。

人間の思想は自由であるが、多くの手枷足枷に繋がれる。
枷の怖いところは長年繋がれると重みを意識できなくなるところである。
現状、関係、過去、現在、外見、学力、職業、資本、気分。

改めて自分の枷であると考えるもの、その枷によって自分が阻害されていると思う行動や能力。
もっともらしい因果関係。
一度そのすべてを切り離してみるといい。
そのとき初めて枷による影響力など、開花した能力を引き止めるには
余りに小さいことに気付くはずだ。

ベートーベンは耳が聞こえなくても交響曲を作った。
バッハは目が見えなくても作曲を続けた。
イ・ヒアは極端に少ない指と知的障害を抱えながらもピアニストになった。
http://www.topics100.net/archives/cat/post_187/
古田貴之氏は下半身不随を克服し日本のロボット界に影響を与え続けている。
宮沢賢治は妹の死を乗り越えて名作銀河鉄道の夜を執筆した。

どれもこれも彼らを束縛してはいない。
何がどうであろうと人間にはポテンシャルが存在する。
あとは扉を開くだけだ。
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photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
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北海道生まれ。
北海道にロボットフィールドを作ろうと日々奮闘中。
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