忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

人間の関節のうち、肩や股関節は自由度が高いわけですね。
それに対して指なんかは一方方向にしか動かず、自由度が低いわけです。

肩や股関節は人形の球体関節に近い構造を持っているため
その自由度の高さを所持しているのだが、
これをロボットで再現するのは若干難しい。

人間の関節そのものにはパワーは無く、骨や腱で繋がれた筋肉がパワー源である。
それに対してロボットはモータを使用するため、関節そのものがパワー源になる事が多い。
もちろんショベルカーのように油圧シリンダなどを使えば筋肉の動きに近くなる。

ゆえにモータで球体関節のようなしなやかさを表現するのは難しいわけであるが、
モータを直交させて密着させたり、離れた場所からタイミングベルトでパワー移動させたりと
様々な工夫がなされていて、それを見るだけでケロロはワクワクしてしまうわけなのです。

そこで大事な概念は「内は外へ、外は内へ」ではないかとケロロは思うんだな。

例えば人間のような内骨格生物をロボットで表現する際は、
むしろ昆虫のような外骨格生物に変換して考えたほうがやりやすくなるということなんだ。

また、昆虫にとらわれすぎるとシステムとして大型化してしまうことも多いため、
リンク機構やタイミングベルト、その他の機構類を駆使して内へ内へとコンパクト化することも大事だ。
じゃないとバランスが悪くてどうしようもなくなるからね。

手詰まりをおこしたら、常に内から外へ、外から内への概念変換でもう一度推敲してみると良いのです。
PR
この記事にコメントする
color
name
subject
mail
url
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
起床とは HOME 分解する勇気と根気
photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[01/24 ケロロ管理人]
[01/16 nas_iron]
[07/01 白石]
[03/11 北大サークル情報局運営委員会]
[09/13 うどんこしょういち]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
北のロボット博士
性別:
非公開
自己紹介:
北海道生まれ。
北海道にロボットフィールドを作ろうと日々奮闘中。
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
カウンター