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「ひらめく」ことと「雨が降る」ことの関連性について言及したい。
なんという物好きな男か俺は・・・

 

雨乞いで雨を降らせるのは既に迷信というのが常識になってしまったが、
雨乞いで雨を降らせる方法がたった一つだけある。


 
雨が降るまで雨乞いをやめないことだ。

落語の落ちみたいな内容であるが、ははぁと感心させられる発想でもある。
以前、野球選手になるにはどれくらい練習したらいいのかと、
少年がプロに聞くシーンをTVにて見たことがある。
プロは一言、
「プロになるまで練習すれば、必ずプロになる」
と。

屁理屈のように聞こえるかもしれないが、
これは目標を達成するまで決してあきらめない、行動し続けることの重要さを意味している。

話を雨乞いに戻そう(笑)
では雨が必要である場合、雨乞いは本来どうあるべきなのか。
先に述べた「雨が降るまで雨乞いをやめない」というのは、ここでは屁理屈となる。
なぜなら、「雨が降ることと雨乞いをすることを関連付ける」ことが目標ではないからだ。
雨乞いをしようがしまいが、雨は降るときは降る。
重要なのは、
「なぜ雨が降らないのか」
「雨は自分でコントロールできるか」
「出来ないならそれなりにどうするか」
といったあたりが挙げられる。

雨のメカニズムが不明であれば、
降るか降らぬかは「神のみぞ知る」ことである。
結局天に祈るしかないわけだ。

一方、メカニズムがわかっていれば
「そもそも乾季である」
「ここら辺は降りづらい一帯である」
「干ばつ災害だ」
といった結論に至るわけで、
乾季を抜けるに十分な貯水や、川の近くへ引っ越すなどの対策が取れる。

さて、本題に戻ろう(笑)
「ひらめく」というのは突然いいアイディアが思いつくことを意味する。
ひらめきのメカニズムがわからなければ、
突然ひらめくのを雛鳥のように口をあけて待つしかない。
そのひらめきの雨乞いはメカニズムのわかっている人から見ると
なんとももどかしいの一言につきる。

ひらめきのメカニズムに関しては茂木健一郎氏をはじめ、
様々な人が多くの書籍を出しているので、そちらを参考されたい。

うーんうーんと頭を捻っても、出ないものは出ない。
かといって、なにもかにも「教えて教えて」では雛鳥と変わらぬ。

多くの情報に容易にアクセスできる現在、
とりあえず調べることが前提化するのは常識になりつつある。
今までは「知らないことは恥ずかしくないが、知ろうとしないのは罪である」と言われていたが、
あと数年もすれば「知らないと恥ずかしいこと」「知っていると恥ずかしいこと」が現れてくる可能性が否めない。

知らないと恥ずかしいこととしては
「知る方法を知らない」が上記に来そうだ。
ある意味近未来人のステータスとも呼べる領域に入るかもしれぬ。

知っていると恥ずかしいというのは想像しづらいが、
「時間軸の欠損、裏づけや論理性の欠損した情報を知っている」もしくは
「わざわざ脳の容量を割く必要が無いことを溜め込んでいること」であろう。
民主党が与党になったんだってさ!なんていうと「いまさらかよ」となる。
ネス湖には恐竜の生き残りがいるんだってさ!なんていうと、「いまさらな上に本当かよ」となる。

知っていると恥ずかしいことの例は
前者も後者も現代においては一般的な知識であるが故に意識しづらいかもしれない。

それこそ、アインシュタインやシャーロックホームズのように
調べりゃわかることは覚えない」が通説になれば、
「その人がどんな情報を持っているか」というのは
下手をすれば「ガラクタを後生大事に抱えてる」ことを露呈させることになる。

そういった意味で、
「おれ円周率100桁言えるよ!」というのはガラクタになりかねない。
「おれ円周率の求め方知ってるよ!」であれば、時間さえあれば100桁は計算できる。

が、
「私の携帯電話番号は090-1234-5678です」が有用であるのに対して
「私の携帯電話番号は手帳の128ページの36行目に書かれています」はガラクタになりえる。

記憶しておいて、即座に口に出せることが求められる情報。
記憶せずとも、情報を引き出すノウハウが即座に口から出せる情報。

それらを分類して脳に収めるだけの見識を持ち合わせているか。

その見識は雛鳥のごとく口をあけていても入ってはこない。
他人がどのようにしているのか。先人はどのようにしたのか。
それらの情報を自らの足で赴き取りに行くかどうかが一歩となろう。
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