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そりゃそうだろうと思いつつ、学業一辺倒なのもどうかと思う。

世界の「凄腕」達は大きく二手に分かれている気がする。
学業(大学のこと)なんて何の役にも立たないぜー!
いまどきの大学生は基礎力がまったく無い!もっとしっかり勉強に入れ込め!
こんな感じ。

両者ともごもっともな発言だと感じている。
前者に関しては身近な友人にも数名居て、実際わたしよりも若くして多くの成功を収めている。
ビルゲイツなんかは典型的な例だろう。
逆に後者はアメリカ等海外の学生を引き合いに出すこともある。
多くの海外大学は日本と違い、入学は簡単だが卒業がとことん大変らしい。
授業の集中度はもちろんのこと、日々の予習復習も欠かさない。
実際そうしないと卒業など出来ないというのが現実なんだとか。
それと比較して日本の大学が就職への予備期間的存在に成り下がったと嘆いているわけだ。

どちらが正しいということも無かろう。元々スタイルが違う。
両者の共通点は「必要ないなら大学へ入るな。大学へ入るならきちんと学べ」というところではないか。
つまり「就職への踏み台が大学なのではない」と言い換えられる。

ただ、大学で学業を大成させればそれでいいんだろうか?
そのための大学であるといわれればそれまでであるが、
自分の人生の責任は自分でとらねばならない。
大学でしっかり勉強したから社会でも大丈夫だという安易は発想は危険だろう。
もちろん、一つのことをとことんやりこんで大成させる・完成させるという行為は貴重だ。
それで十分か?実際何を学んだ?それをどう生かす?
本来であればこの問いは入学するときには既に答えの大枠を出しておかねばならないはず。

茂木健一郎氏の著書「ひらめきの導火線」にも載っていたが、
iPodの中身の半分は日本製のパーツであるにもかかわらず
iPodを作ったのは日本人ではないという不思議に関してである。
日本人は一つをやりこみ、性能を上げることは得意であるが
いろいろ組み合わせて新しいコンテンツと絡めるといった総合力が足りていないのだ。
モノづくり大国日本はモノづくりに特化してばかりだと、結局コンテンツや「繋げる力」の強いやつらに
「使われる存在日本」で満足してしまうことになるのだろう。

以上を踏まえて、日本の学生は学業一辺倒でいいんだろうか?
私自身の見解としては、金を稼ぐのが大事なように金を使うのも大事であるという発想から
何かを学ぶというところから、学んだものを使うスキルも同時に伸ばさねば意味が無いだろうということ。
加え、それを学ぶ場が大学でふさわしいのかどうなのかを今一度思考する。

結局は大学もツールに過ぎない。
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