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一般常識としての真理ではない。
宗教的な真理を指すわけでもない。

ちょっとした視点変換、過去から進化したちょっとの真理を指す。

具体例をあげよう。

教師でも親でもいいが、指導に回る立場の人間を考える。
ありきたりな真理だと、教えられる側に親身に時には厳しく、なんてのがある。

その単純な一代目真理に対しての戒めとして、
「腹を減らせた奴には、肉を与えるより狩りの方法を教えよ。」
といった二代目真理が展開される。

過保護より自立を促す言葉であり、
ある意味現代では既に使い古された言葉の一つになろう。

んで今回のテーマ。
「使い古された二代目真理は本当に使い古されたのか」

先に述べた「肉より狩り」といった内容を
今もっともらしく人に教えても
「そんなものは既に知っている」
と言われてしまいそうだ。

実際しずかちゃんものび太には
「宿題は自分でやらなくちゃ自分が困るわよ」
とのアドバイスをしている。

実際広義において狩りを教えてくれる人は少ない。
逆に言うと自分が誰かに狩りを教えることも少ない。

具体的に考えた際、
人々が二代目真理だと思ったことを
どれくらい自分の真理として行動に移しているだろうか。

ここで問題となっているのは、
「二代目真理で得たパラダイムシフトに満足してしまうこと」
であると考えている。

従来言われていたことを覆す、といった趣旨の本はそれこそ多い。
実際そこから得られるひらめき、パラダイムシフトもおおい。
目から鱗が落ちることもあるだろう。
であるにもかかわらず、人間の行動が変わりづらいのは
常識をベースとした行動に一種の慣性が存在するせいだろう。

いつの間にか自分の常識から二代目真理は剝離し、
「使い古された」というタグのもと重要度ばかりが低下する。

小さくても大きくても、個人差はあっても、
それまでの自分の常識を覆す真理に遭遇した回数は多かろう。
はたしてその中の二代目真理、どこまで自分の真理になっているだろうか。
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