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先日うちのサークルメンバーがミスを犯した。

とあるロボットのボディーを作っていたのだが、
設計図にミスを記載し、そのまま他のメンバーたちがそれを元に
ボディー用のパーツを大量生産してしまったわけだ。
その数、パーツの量32個と一つ当たりのミス箇所4つで、計128箇所!!

そのミスは実際に組み立て作業が始まってやっと発覚した。
このロボットたちを使うイベントまであと2週間を既に切っている。
全てを作り直すのは時間的に見てかなり危ない。

がしかし、某人の言葉を借りれば「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」ものだ。

このミスをいかに成功に導くかがメンバーたちの力の見せ所である。

すぐさまメンバー会議。
まずはミスの内容の把握から。
どうやらモーターを取り付けるネジ穴の場所を2mmほど間違って記載したようだ。
「じゃあ、このネジ穴がずれているのがどうして問題なの?」
この問いこそミスを成功に導く鍵となるのである。
この問いが無ければ、寸法を間違えたというだけで「失敗作」のレッテルを貼られてしまう。
具体的にどんなミスがどんな問題を起こすかを把握しなければ今後の成長も無い。

様々な話し合いを重ねた結果、
「ネジ穴がずれていても固定・設置には問題ない。むしろメンテナンスがしやすくなった」
「ミスー>偶然の発見ー>成功」

という流れを生むことが出来たのである。
加え、設計から作成までの行程において再度「他人」による確認する仕組みが必要であることも確認。

ミスは成功の母。
ミスから生まれる偶然の産物を侮る無かれ。
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禍を転じて
「禍を転じて福となす」といったところでしょうか。
「塞翁が馬」ということわざもあります。
shotoku 2009/02/26(Thu)  23:21 編集
無題
>Shotokuさん

転んでもタダでは起きないってやつですね。
しぶとく落ちてる100円玉を握って立ち上がるのです。
電電 2009/02/28(Sat)  23:12 編集
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北海道生まれ。
北海道にロボットフィールドを作ろうと日々奮闘中。
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