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ケロロは常に自分の存在価値を追い求めております。

とある事件をきっかけに追い始めたわけであるが、
この世に自分の存在が有効であると自覚したい。

ここで重要なのが対象が「自分ひとり」であるということ。
他人の存在価値を自分の定規で測るなどケロロには無理です。
ただただ、自分に厳しくあるために常に存在価値を追求したい。

ケロロはロボットで世界に貢献すると決めております。
ただそれだけじゃいけない。
自分が開発したもの、自分がやっていることが二番煎じではいけないんだよ。

「自分がやらなきゃ誰もやらない」ことでないとダメなんだな。
そこを追求するからこそケロロという存在が大事になってくるわけだ。

ベートーベンは耳が不自由になったときに自殺を考えたそうです。
遺書まで書いて、書きあがったのが早朝。
最後の朝日に別れを告げようと窓を開け、その風景の美しさにうたれたと言う。
そこで彼は一言こう言い放った。
「たとえ耳が聞こえなくても、私には音符がある。私に音符がある限り
ベートーベンは世界に一人しかいないのだ。」
こうしてベートーベンは作曲家としての第二の人生を歩み始めたわけだ。

またあるとき、ベートーベンは自分のスポンサー貴族の家を訪ねた。
当時はフランス軍の占領下であり、たまたまその家にはフランス兵数名が「遊びに」来ていた。
ぐでんぐでんに酔っ払ったフランス兵がベートーベンにピアノを弾くように「命令」し、
スポンサー貴族も「どうか私の顔をたてて弾いてくれないか」とヘコヘコする。
そのヘコヘコ具合にカチンときたベートーベンは固く拒む。
結局スポンサー貴族は面目丸つぶれで怒り出し、ベートーベンを家から追い出してしまう。
そのときも彼はこう台詞を残した。
「貴族などいくらでもいる。ベートーベンは世界に一人だ。」

自分の音楽に誇りを持ち、ゆえに自分にとんでもなく厳しい彼はケロロの尊敬の対象なのです。
頑固なせいで対立する人も多かったらしいけれど・・・。

プライドの高さと頑固さゆえに天才音楽家としてのアイデンティティーを確立したベートーベン。
本来プライドが高かったり頑固だったりすると嫌われる対象となるわけだが、
彼はそれを最大限に「利用」したゆえの歴史的成功人物なのではないだろうかとケロロは考える。

デキスギ君のような小学生とは思えない高貴(?)な人物はめったに存在しないが、
のび太のように見栄っ張りで意気地なしな人間は結構多いように思う。

だが、その見栄っ張りや意気地なしといった一見マイナス要素とも思える性格を
上手に生かせば、一番楽な道のりでその人のアイデンティティーを確立できるんじゃないかな。

デキスギ君を目指すより、しずかちゃんと結婚した頃ののび太を目指したいケロロなのでした。
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