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~自発的総合教育のツールを考える~
 先日鹿児島の学会に行ってまいりました。

主催の先生は悩んだそうです。
指宿は観光地。
大勢での酒盛りも用意されている。

さまざまな思いが主催者の中を駆け巡ったことでしょう。

実際、学会は行われました。
夕食会の直前、主催者の言葉のもと、黙祷。

儀式なんかじゃなかった。
どれだけ悔しい思いをしたロボット工学者がいたことか。

「阪神大震災の後、あんだけレスキューロボット研究しといてこれかよ?」

レスキューロボットが研究対象じゃない人も大勢います。
これは分野外の人がレスキューロボット研究者を責めているわけじゃない。
ロボットはみんなで一つ。いろんな技術の結晶。

技術力は持っていても、応用実用までこぎつけてない。
使えるものができても、現場の人が使い方を知らない。
現場の人が使い方を知っていても、緊急時に信用されない。

何が悪いとかじゃなくて、そもそも「使う」レベルに達してない。



放射能のせいで原子炉に近づけないのですか?
カメラを搭載した無人ロボットで中の様子を探れますよ!

瓦礫の中に誰かいるかもしれないって?
ねずみのように這い回るロボットが確認してくれますよ!

え?浸水?
大丈夫、海蛇ロボットは水陸両用です!

瓦礫をどけたい?この複雑に折り重なった瓦礫を?
腕が二つついた大型重機ロボットが器用にどけますよ!

避難所でおびえる子供たちに笑顔を取り戻したいのですか?
愛らしいロボットがハートのぬくもりを戻す一助になれます!



震災時のマンパワーには頭が上がりません。
だからこそそこに関わる人々を、その人々を支える人達を大切にしたい。

人間は度を越えた低音高温に勝てません。
人間は放射能に勝てません。
人間は電気に勝てません。
人間はガスに勝てません。
人間は重すぎるものをもてません。
人間は寝ないといけません。
人間は息をしないといけません。
人間は食べないといけません。
人間は死んだら生き返りません。

多くの道具を生み出して、これらの制約条件を克服しつつあるものの
道具ごときではどうにもならないものもあります。

そういうときに、
そういうときだからこそ、

「どうぞ、こいつを使ってやってください。お役に立ちます。」

と言って差し出したい。
自信を持って「おまかせあれ」と。

俺が欲しいのは玩具のロボットじゃないんだ。
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無題
常に完全求める気持ちを忘れずに!
あなたなら容易にその目的を達成できると信じています。未来の平和のために応援しています。頑張ってください!
やの 2011/03/18(Fri)  02:24 編集
無題
>やのし

応援ありがとう(笑)
やの氏に叱咤されるとは思わなかったわ★
これからもご鞭撻よろしくお願いします。
Denden 2011/03/19(Sat)  23:13 編集
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