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先日の「モノの上にモノを置くべからず」につながります。

●「図書館方式を取り入れろ!」

図書館で本を読んだ後、借りないで変える場合のことを考えてください。本を元々あった位置に返すのはマナーですが管理者側から見ると悩みの種でもあるわけです。

*元々あった場所を忘れてしまった
*返すのが面倒くさい

そこで図書館ではどのような対策をとっているかというと、
「出口に『返却用棚』を用意している」わけです。

実際に借りて返却する場合はカウンターに返さなければなりませんが、借りずに図書館内だけで読む場合全てをカウンターに返していてはどうにも人手が足りません。混雑しまくりです。

返却用棚を設置することにより自分で元あった場所に返す必要も無くなるわけです。図書館員の手間が増えるのではないか?との心配もありますが、どちらにしろ本棚の整理は行わなくてはならず、読者が適当に突っ込んだ本を元々あった場所に返す手間を考えると「最初から返却棚により出口で回収して図書館員が正規の場所戻す」ほうが安心かつ効率的なのです。

前置きが長くなってしまいましたが、要するにモノづくりの過程において色々な「モノ」が机の上に散乱します。一つ一つ整理しながら作るのが理想といえば理想なのですが、あくまで理想に過ぎません。もっとその負担を軽減するには「返却棚」に相当する「パーツトレイ」を用意しておけばよいわけです。整理すべきモノをすべてパーツトレイに入れておき、最後にまとめて分類・整理してしまえば楽チンです。これは特に勉強机と工房机が一緒の人には相当有効な手段です。机の用途シフトが早いですからねぇ。

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 ものづくりをする上で整理整頓は基本中の基本であるが、
「整理整頓とは何か」をよく知らない人が多いと感じている。
よく散らかす人の中にはモノを積み上げて整理しづらくしているがゆえに
さらに散らかすという悪循環を招くパターンがある。
がしかし、整理整頓をきっちりやっていながらも無意識のうちに
「使いづらい整理整頓」をしている人が存在するようだ。

整理整頓の目的の一つに「モチベーションの低下を防ぐ」と言うものがあるのだ。整理整頓する際に各種入れ物にモノを入れる人は多い。がしかし、入れ物の整理を念入りに行っている人はなかなか少ないものだ。たとえば色々なパーツをきれいに分類し、箱に分けたとしよう。そこでその人は「箱に分類して要れたことに満足」して、その箱を「たてに積み上げる」のだ。下に置かれた箱は潜在意識の中で「取り出すのが面倒」な部類に置かれてしまい、「無意識の製作意欲低下」を招きかねないのだ。いつも上の段にある箱をメインに使うようになり、その範囲でしかモノをつくらない。続けて下に置かれた箱の中に何が入っていたかすら忘れてしまう。

ゆえに「モノの上にモノを置くなかれ」である。

100均の棚を買ってもよし、横に並べるもよし、
まずは整理整頓されたモノ達の
「取り出しやすさを平等にする」ことが大事なのだ。

自分だけの工房作りには欠かせない心がけである。

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photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
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