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ミヒャエルエンデという人物が書いた「モモ」という小説をご存知だろうか?

すばらしいファンタジーを多数世に送り出したミヒャエル・エンデであるが、
そのなかでも一押しの作品「モモ」である。

モモというのは浮浪少女の名前で、彼女には特殊な能力があった。
それは
「人の話を聞く事」
である。

モモは黙って聞いているだけであるが、彼女に自分の考えを打ち明けると
マイナス思考はプラス思考になり、視界が開けてくるという凄い「聞き方」なのだ。

そんなモモが住んでいる町に人知れず「灰色の男達」が侵入し、人々から時間を奪っていく。
それに気づいたのはモモを含めた町の子供達。
大人たちは時間が奪われ忙しくなり、だんだんと怒りっぽく、無味乾燥な人間へと変貌していく・・・。


とまぁこんなストーリーなのですが、
これは言ってみれば現代人の風刺ではないかと思うんだね。
忙しい忙しいといいながらめちゃくちゃに仕事をこなし、
愛のかけらも無く人生を邁進していく大人たち。

ミヒャエルエンデのすばらしいところは、ストーリーに載せたメッセージのテーマを
様々な形で「擬人化」していくところではないかと考える。

「モモ」であれば、「忙しさ、イライラ、無味乾燥、肥大都市、純粋利益主義」を「灰色の男達」とし、
それを打開するための「手段、視点」を「子供達」と設定している。
そしてその両者をつなげる「マイスターホラ」という「時間配達人」が存在する。

自分のメッセージのどの部分を擬人化するか、そしてそれをどのようにストーリーにするか。

ミヒャエルエンデはそういった能力に長けた天才だとケロロは思うのです。
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