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夢に向かって歩いているのに
なぜか今の仕事にモチベーションが持てない、なんてことがある。

ハードルが高いわりには地味な作業だったり、
雑用にしか思えなくなってしまったり、
いろいろ。

そんなときは頭の中をデフラグしてみるといい。
デフラグに関しては以前のブログでも書いたが、
若干その手法を改善してみたいと思う。

現在自分が持っているタスクを整理して優先順位を決める、というのは
かなりオーソドックスな方法であるが、今回は精神負荷パーセンテージを使用する。

現在頭の中で何がどれくらいのウェイトを占めているかを考えるのだ。
例えば先週の私を例にとって見よう。

論文執筆 55%
映画 10%
英語勉強 0%
留学生対応 15%
読書 10%
ロボット 0%
家族 5%
友人達 5%

圧倒的に論文執筆の占める割合が多いことが明らかになった。
ここで重要なのは、
頭の中を占める割合が大きければ重要事項であるというのは間違いだ、
ということ。
確かに私にとって論文を書くことは大事であるが
英語に対する意識が足りなくなっていたり、
本業であるロボットにまったく手がついていないのは問題である。
この配分は間違いであることがわかるのだ。

では理想の配分はどうだったらいいのか?

論文執筆 20%
映画 10%
英語勉強 15%
留学生対応 5%
読書 20%
ロボット 15%
家族 10%
友人達 5%

論文執筆の頭を占める割合をかなり減らし、
本来考えるべき英語とロボットに関する割合を増やした。

頭の中には思考のバリエーションを持たせて稼動させておかないと
だんだん効率が悪くなってくるようだ。
一つのことに専念している間、例えば論文執筆中は論文が100%であるが、
人間にはアイドリングが存在する。
ご飯を食べているとき、道を歩いているとき、友人と話をしているとき、
ゆったりと読書をしているとき、ネットでいろいろ文献を探しているとき。
そんな集中度が低くても大丈夫なアイドリング状態のときに
頭の中の精神負荷パーセンテージが理想状態でないと、
頭が落ち着かなくなり、パフォーマンスが圧倒的に落ちてしまう。

論文に追い掛け回されて押しつぶされそうな感じ。
英語もロボットも勉強してないというあせり。
論文が頭の中から離れないという嫌悪感。

普段この精神負荷パーセンテージをデフラグせずにカオス状態にしておくと
実際どれくらい自分の頭の中を占めているのかわからなくなってしまう。

今自分は何をどれくらい考えているのか。
それはどれくらい頭の中に入れておけば十分なのか。

重要だからといって頭の半分も占めてはいけない。
割合をぐっと小さくすると、かえって楽になってパフォーマンスもあがる。
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北海道生まれ。
北海道にロボットフィールドを作ろうと日々奮闘中。
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