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喰霊 (11) (角川コミックス・エース 160-12)

 新年初グリグリ思考~

さて今回のお題は
「情報に魂は宿るのか?」

ここでの魂はかなり広い意味で捉えてください。

物質に魂が宿るという現象は日々実感していること。
人間もそうだしすべての動植物がそうである。

また、概念としての魂であれば、美術品にも魂が込められているといえる。
何をそんな抽象的な、と思われるかもしれないが
「モノを創造する」とは自分の分身を作ることに他ならない。
自分の頭の中にあるものを外界の物質を用いて具現化し、
魂の持つ時間を消費してそれを完成へと導く。
繁殖も成長もしないが、それはやはり魂の分身なのである。

さて本題に入ろう。
これまでは物質に魂が宿ることを述べてきたが、
実体をもたないものに魂が宿るかどうかを考えたい。
結論から言うと「ありえる」というのが電電の意見である。
なぜなら、芸術作品と呼ばれるものは実態を持たないものも多いからだ。
歌、思想、哲学、物語、技、などなど・・・。

しかもそれらはその本体を物質的に保存しなくても生き続けることが可能で、
さらに物質の力を借りて増殖することが可能である。
その実態を持たぬ魂達は後世にわたり人々に影響を与え続ける。

そういった意味で、死んだ人が生きている人の胸の中に生き続けるというのは
ドラマチックなセリフでもなんでもないのである。
まさに文字通りだ。

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