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「第3回全国消防救助救急研究会~特殊災害への挑戦~」
http://robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/10/12/689.html

かなり大規模なレスキューロボットに関する研究会です。
消火訓練やレスキュー訓練を初めとしてテロ対策訓練などは頻繁に行われているけれど、
レスキューロボットとの合同訓練はなかなか回数が少なかったようです。

特にテロや原発事故を想定した場合、人間にとって有毒である環境でのレスキューが求められるかも知れませんね。そんなときに人間の負担を減らす、もしくは肩代わりしてレスキュー活動にあたってくれるロボットがいればいいわけです。

そうはいっても人間なしでやるのはなかなか大変な事。
仮に遠隔操作するにしても、おもちゃのラジコンを扱うのとはわけが違う。

1.ロボットが破損してしまうような環境もありうる
2.ロボットから得られる外界の様子が非常に限られている
3.ラジコンのように遠くからその様子を確認する事が出来ないかもしれない
4.カメラから得られる情報だけ(ブレが大きい)で操作すると、オペレーターが画面酔いしてしまう。

うーん、例を挙げればきりがないよね。まだまだレスキューロボットのハードルは高いようです。

最近のレスキューロボットはクローラータイプ(キャタピラ)が圧倒的に多いね。
その走破性は戦車でも証明されているところであり、一番実用的な形なんだろうな。
地面との設置面積の広さから走行スピードに限界もあるが、
必要なのはスピードではなくて「確かな走破性・駆動力」だから問題はないのだろう。
チェーンタイプのクローラではなくてゴムキャタピラが多いのは
やはりコスト・メンテナンスのしやすさからかな。
加えてチェーンをきしませて走る事によって出る火花が可燃性物質に引火するのを恐れてかな。
もしかしたら両方かもしれないね。
走破性だけではなく環境を悪化させないための配慮は細かいところが多いようです。

皆同じような格好をしているけれど、それぞれ細かいところまで気にしてるんだろうなぁ。
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日本精工、階段を自動認識して昇降できるロボットを開発 
http://robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/10/03/677.html

足とタイヤを両方備えたロボットが開発されたようですね。
攻殻機動隊に出てくるタチコマ君もこんなタイプだったけれど、実用化は大変そうだね。
将来的には盲導犬や車椅子の変わりに人間をサポートする自律型ロボットを目指すんだって。

ケロロは盲導犬に詳しいわけではないけれど、ドキュメンタリーなんかはよく見ますねぃ。
盲導犬は視覚障害者のサポートをするのが目的だけれど、
生物であるという特徴を持っているため、そのユーザーとの関係は非常に近いですね。
盲導犬とのコミュニケーションや信頼関係はロボット盲導犬では再現できないでしょう。

ただ、盲導犬訓練というのもなかなか大変なようで、盲導犬になる犬が足りないのが現状だとか。
どんな犬でもいいというわけではなく、頭が良くて人懐っこく、
温厚で人間をリードできるだけの体格、筋力が要求されるそうですね。

ここでのテーマはロボットなので、その利便性のみを追求するのであれば
犬からロボットへシフトするのも一つなのかなとは思います。
果たして視覚障害者をサポートするのは犬のほうがいいのか、ロボットのほうがいいのか。
その議論に関してはケロロはいまだ結論に至っていません。

仮にロボットを使用するのであれば、ユビキタス技術は欠かせないのではないでしょうか。
つまり、ロボットにセンサーやカメラを積んで外部環境を全て把握させるのではなく、
道路やガードレール、信号機などにICチップを埋め込む事で盲導犬ロボットと通信し、
環境がロボットをサポートする事で効率的かつ安全性のあるシステムを作るってことなんだ。
まぁほかにも色々あるんだけれどね。

まずは利便性より「安全性」だね。だってサポート対象は視覚障害者であり、
うっかり道路にはみ出そうものなら大事故に繋がるからねぃ。
バッテリーとかどれくらいもつんだろう?
心配の種はつきません。

それから車椅子!
現在の車椅子は電動化されたものもあるけれど、階段を上がるのは無理ですね。
エレベーターを使うか、車椅子を降りて誰かにおぶってもらうといった手段が必要です。
でも車椅子が階段を上がれたらなかなか画期的ですね。でもコストは高そうだ!
車椅子で階段を上がっている最中に万が一誰かがぶつかったりしたら・・・。

ということでケロロからの提案。
公共施設の階段などでは必ずといっていいほど見る事ができる「手すり」。
あれをジェットコースターみたいにがっちりはさんで命綱とし、
その状態でタイヤなりキャタピラなりで階段を上ればいいんじゃないかな。
特別な装置をつける必要がないのでコストは安くなります。
車椅子はどうしても高くなりそうだけどね。
大規模な目で見たときに、総額としては安くなるのかもしれないけれど。
だってエスカレータをいたるところに設置するのも結構大変でしょ?
それに上記のような車椅子ロボットを作ったって、
手すりの無い階段とか、規格外の手すりを使用した階段は上れないしね。

色々考えさせられる記事だったけれど、
このロボットの将来にケロロは期待したいなぁと思ったのでした。

何だろうね。

素人の頭でグリグリ考えてみるよ。
まず実用性と法整備の2点じゃないかな。

日本のロボットの大半は「公道を走れない」んですよ。ナンバー無いからね。
車検も通らないし(笑)
それに日本の中だけで活躍できても海外で活躍できなきゃどうしようもないよね。
このロボットレスキュー隊を国連直属の機関にして国際レベルで汎用な活動権限を与えるとかね。

そうすれば重機みたいな扱いで海外にでも飛んでいけるんじゃないかと。
安易かな(笑)?

実用性を言うのであれば、ロボットそのモノを派遣する前段階として
通常のレスキュー隊にロボット要素を印加したものが派遣できたらいいんじゃないかな。
どんどんレベル上げをしていけば世界からの注目も集めることが出来るし、
先進国が加盟して資金援助することで保険・開発資金も得られるだろうし。

世界どこで起こるかわからない大災害のためには世界レベルで皆が保険、助け合うシステムが必要だと思うんだ。

その一つになればいいな。

とはいっても別に人型になるわけではない。

海外に派遣されて到着と同時に基地展開をして救助作業にあたれるような
基地変形型ロボット車両なるものを展開するわけだ。
消防車というよりガルウィングタイプの両開きトラックに近いかもしれないね。
基地局のような車両自体は存在するらしいが、
私が提案するのは建造物にほぼ近いくらいのトランスフォームである。
まぁ走る家というと聞こえは悪いが、その機動性を生かした基地展開は魅力である。
何せ単なる消防車やトラックでは中が狭いからねぇ。
場合によっては複数の車両を連結することによって大型の建造物を構築することも可能。
特に手術を要する場合にはテントなどでは難しい高い衛生状態を確保できた場所を用意することが可能。
もちろんこの車両は基地局用であり、避難民等の仮住居としては多数用意することは難しい。
仮設住宅のほうが最終的にコスト面で有利ではなかろうか。

う~ん、こうやって考えているときが一番楽しいなぁ。はっはっは。
ロボットの開発はもとより、維持にも相当なお金がかかることは想像できる。
ここでレスキューロボットのことを考えてみよう。

大抵のレスキューロボットは震災や大火災、放射能漏れなどを想定して作られているが
大震災、大事故というものは1年の内に何度もそうあるものではない。
が、備えはもちろんしておかなくてはならないことは確かだ。

1.レスキューロボットの開発・購入にはお金がかかるため先進国にしか配備できない
2.レスキューロボットの出番が少ない
3.維持費がバカにならない

以上3点が問題なんだね。
ということで国境無きレスキューロボット派遣隊が検討されているらしい。

世界規模で見れば大災害や震災、大事故というものは頻繁に起きています。
そういった際に国境を越えて日本などのレスキューロボットが現地に派遣されるわけです。
もちろんレンタルだから購入するよりよっぽど安い。

災害は無ければ無いにこしたことはないがそうもいかない。
であるならばレスキューロボットの活躍を各国内に限定してしまうのはもったいない話であろう。

法整備や現地での訓練、派遣員養成など課題は山済みであるが
日本が率先して行っていけたらいいなと思うケロロなのでした。
リテラシーとは、ある分野に関する知識や教養、能力のことである。
読み書き能力や識字率と言うのが元々の意味らしいけれど。

先日PCカンファレンス2007に参加してきたケロロである。うん。
そこでもリテラシー、さらにはパソコンリテラシーの話が大いに出た。
現在のパソコン普及率は2人以上の世帯に対して70%を超えているそうだが、
これはPCリテラシーが向上してきたことも意味していると言える。
もちろんその質や濃度のムラは大きく、一種の格差のようなものもあるにはあるけれど。

今日はロボットリテラシーについて将来的なことをグリグリ考えてみようと思ったが、ちょっと思いとどまった。
ロボットリテラシーとはおそらく家電リテラシーと言うがごとく、範囲が広すぎて設定しようが無いのではないか。
一般人が触れるパソコンは構成がほぼ画一化されており、使用されるソフトもメジャーどころも基盤が出来ている。
ゆえにPCリテラシーという言葉も成り立つのであろう。

がしかし、家電リテラシーというと総合的な意味合いとなる。
家電三種の神器をベースとしたメジャーどころの家電を一通り扱える、機能がわかっているというのが
家電リテラシーということになろう。古くは炊飯器や冷蔵庫、最近ではハードディスク搭載のDVDプレーヤーなどがその対象になりえるわけだ。

もしかしたらロボットリテラシーとは家電リテラシーよりも範囲が広いのではないだろうか。
範囲的には機械リテラシーとほぼ同義なくらい広い気がする。
機械というくくりにしてしまうと範囲が広すぎて「何でもあり」ということになる。
実際ロボットとは言ってもその幅は広く、ロボットリテラシーの定義が難しいように思えるのだ。

イベントなどではどんなロボットを見せても「おっ、ロボットだ!」と思う人は多いだろう。
それに対して、洗濯機を見た人が「おっ、家電だ!」なんて思うだろうか?
洗濯機は洗濯機である。だがロボットはロボットではない。

ただ、各種会議やシンポジウムで取り扱われるロボットリテラシーという言葉は
「ロボットが社会に出て人間と共存するために、人間がロボットに関するある程度の知識を前提とすることによって開発や研究に理解を示し、かつ共存の際には違和感を最小限に抑える、さらには親近感さえ覚えるようになる」といった解釈をケロロはした。

別にロボットの仕組みを知っている必要など無い。
ロボットが何が出来るか、長所短所を含め大体知っている。
ロボットとの共存とは、ロボットが人間を補うことではなくお互い補い合うこと。
現在よりも将来的なニーズを視野に入れていること。

こんな感じの内容だったように思う。
結局どの場面でもロボットが社会に出ていない以上、リテラシーに関してはあまり深くまで話せない。
結論を求めるにはまだまだ時間とお金がかかりそうだね。

でも、将来的に円滑なスタートを切って欲しいと願うケロロは
現段階からあーでもないこーでもないと議論をすること自体は大いによいのではないかと思うわけです。
■「日本人にとってロボットはヒーローである」

ロボットと言われて思い浮かぶものはなんでしょうね?
私であればASIMOやドラえもんあたりなのですが、世代によっては鉄腕アトムや鉄人28号、人によってはウェアラブルロボットHALなどを思い浮かべるようです。ただ、共通点があることに気づきませんか?この質問に対して日本人が思い浮かべるロボットは「人間の味方、ヒーロー的存在である」ということなんです。場合によっては味方どころか「家族」ということもありますね。ドラえもんはノビ家の家族同然だし、鉄腕アトムも家族がいます。人の生活という非常に深い部分まで精神的にロボットが入ってこれる状態はなかなか珍しいようですよ。

これに対し、海外でのロボットに対するイメージはどんなものでしょう?
実はターミネーターなどの「超ハイテクなもので危ない使い方が出来る兵器に近い存在」という捉え方が多いようです。映画にもよく表れますね。ハイテク機器でお金儲け、もしくは研究で功績を残そうとして失敗しマシンが暴走したとかいう設定がかなり多いわけです。加え、海外での映画におけるヒーローは「人間もしくは人間ベースの超人」が大半です。スーパーマン、スパイダーマン、バットマン、そしてロボコップも!ロボコップといいつつベースは人間ですからね、あれは。そして、その人間ヒーローの敵役もしくは敵が使用するものがハイテク機器やロボットだったりするわけです。

さて、ここまでの差が出るのはなぜなんでしょう?
この流れは古く、江戸時代からあったようです。皆さんご存知、カラクリ人形は西洋から輸入された時計からヒントを得て作られたものです。時計は実益的なのに対し、カラクリ人形自体は全く役に立ちません。日本人のそうしたカラクリ・機構に対する遊び心や芸術心が今でも息づいているように思えるのです。二足歩行ロボットの有用性に疑問を投げかける人が多い中、それでもなお二足歩行ロボットは絶大な支持を得ています。ケロロもその一人です。確かに二足歩行よりタイヤや多足のほうが安定するに決まっています。でもねぇ、理屈じゃないんですよ。もちろん世に出すには数々のハードルを越える必要があり、中でも二足歩行が困難を極めることから合理的ではないというのは正論です。でもロボットに携わる人間はロボットが好きな人間ばかりです。その人々は幼いころからヒーローとしてのロボットに触れることがあったはずで、そしてそのロボット達の多くは二足歩行だったのです。ドラえもんも一応二足歩行ですし(笑)。そこらへんで、ロボットを作る意欲というものを書き立てる要素の一つに人に近い形、自分が今までになじんできたロボットの形を追い求めているのかもしれません。人間は理屈だけでは動くことは出来ないと考えます。行動をおこすために大事なのは意思決定。そしてその意思決定に大きく関わるのは感情、想いによるところが大きいと思うわけです。
最近はロボットキットが非常に多様ですね。
わたくしケロロもそれなりの数を所有しております。

キット自体は悪くないのですが、ケロロが思うに
最近は「ロボットキットのプラモデル化」が進んでいるように思えるのだ。
プラモデルというものは基本「作ることが目的」なのに対し、ロボットは「作ることに加えて動かすことが目的」であろう。ガンプラ系にモーターを仕込んでいる人は滅多にお目にかからない。以前ロボコンマガジンにそんな人が掲載されてはいましたが。もちろん作ることが一番好きだ、動かすのは二の次という人もいるだろう。それはそれでよいのです。

要するにキット化されたロボットを「説明書どおりに組み立てた」という満足感、加えて「自分はロボットを所有している」という満足感で終わってはいないか?ということである。ロボットキットに限らず以前はミニ四駆でも同じ現象が見られたようだ。マシンを作ったはいいが、ほとんど走らせることなくブームが過ぎ去ってしまった人は少なくないらしい。

なぜか。

「フィールドが無い」からである。

道路あっての自動車、滑走路あっての飛行機である。どんなに優れたモノがあっても、それを十分に生かすだけのフィールドが無ければただの置物と化す。ミニ四駆であればコースを買えばよいが、逆に言うとコースを買わないとどうにも遊びづらい。だが、友人の一人がコースを持っていて皆が集まり、レースをするとその真価を発揮することが出来る。別にコースは作らずともダンボールで作ることは十分可能で、ケロロはダンボールコースを作って遊んだ方である。

しかしながらロボットキットはミニ四駆のようにはなかなか行かない。その多様性ゆえにフィールドも多様になるのだ。

言ってみればその多様性こそがロボットの魅力の一つではあるまいか?

ロボットそのものを作ることに加えて、活動フィールドを構成する楽しみがあるのだ。これはジオラマを作ることに似ている気がする。ガンプラはリアルなフィールド上に置くことでガンプラ自体の躍動感や重量感がぐっと引き出される。ジオラマを作る際には、どのようなフィールドにすればその上に置くものが引き立つだろうかと考える。デザイン、スケール、そして一番重要ともいえる「ストーリー」。そのスタイルをロボットフィールドを作成する際に使用していきたいと考えている。

このロボットはどのようなフィールドで一番力を発揮するであろうか。どのようなフィールドで活躍させれば、見ている人をワクワクさせることができるであろうか。自分のメッセージを伝えるにはどのようなフィールドを構成すればよいであろうか。

ミニ四駆を例に挙げてみよう。
通常の販売店はキットパッケージを店頭に山積みするだけであったが、ちょっと考えた販売店は店頭にコースを置きマシンを走らせていた。誰もが考え付きそうなディスプレイ方法であるが、考えて欲しいのはそれを見る側の「観察行為」である。コースを爆走するマシンを目を輝かせて見る子供達は果たして「見ているだけ」であろうか?

否々!

彼らは確かに「見て」いる。だが「聞いて」もいるし、「感じて」もいることを忘れてはならない。マシンのあげる激しいモーター音、タイヤのきしむ音、自分のそばを走りぬける際に引き起こす風、カーブを曲がる際のコースの振動。これら全てを、見ている人間は感じているのである。どんなに優れたデザインのパッケージでも敵わないのである。

自分で作ったものは自分の時間を割いて作った以上、自分の分身である。その分身が「動くという機能」を持っているのであれば、「動ける環境においてあげる、つくってあげる」のが分身への礼儀、愛情であると考えている。
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北海道生まれ。
北海道にロボットフィールドを作ろうと日々奮闘中。
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