日本精工、階段を自動認識して昇降できるロボットを開発
http://robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/10/03/677.html
足とタイヤを両方備えたロボットが開発されたようですね。
攻殻機動隊に出てくるタチコマ君もこんなタイプだったけれど、実用化は大変そうだね。
将来的には盲導犬や車椅子の変わりに人間をサポートする自律型ロボットを目指すんだって。
ケロロは盲導犬に詳しいわけではないけれど、ドキュメンタリーなんかはよく見ますねぃ。
盲導犬は視覚障害者のサポートをするのが目的だけれど、
生物であるという特徴を持っているため、そのユーザーとの関係は非常に近いですね。
盲導犬とのコミュニケーションや信頼関係はロボット盲導犬では再現できないでしょう。
ただ、盲導犬訓練というのもなかなか大変なようで、盲導犬になる犬が足りないのが現状だとか。
どんな犬でもいいというわけではなく、頭が良くて人懐っこく、
温厚で人間をリードできるだけの体格、筋力が要求されるそうですね。
ここでのテーマはロボットなので、その利便性のみを追求するのであれば
犬からロボットへシフトするのも一つなのかなとは思います。
果たして視覚障害者をサポートするのは犬のほうがいいのか、ロボットのほうがいいのか。
その議論に関してはケロロはいまだ結論に至っていません。
仮にロボットを使用するのであれば、ユビキタス技術は欠かせないのではないでしょうか。
つまり、ロボットにセンサーやカメラを積んで外部環境を全て把握させるのではなく、
道路やガードレール、信号機などにICチップを埋め込む事で盲導犬ロボットと通信し、
環境がロボットをサポートする事で効率的かつ安全性のあるシステムを作るってことなんだ。
まぁほかにも色々あるんだけれどね。
まずは利便性より「安全性」だね。だってサポート対象は視覚障害者であり、
うっかり道路にはみ出そうものなら大事故に繋がるからねぃ。
バッテリーとかどれくらいもつんだろう?
心配の種はつきません。
それから車椅子!
現在の車椅子は電動化されたものもあるけれど、階段を上がるのは無理ですね。
エレベーターを使うか、車椅子を降りて誰かにおぶってもらうといった手段が必要です。
でも車椅子が階段を上がれたらなかなか画期的ですね。でもコストは高そうだ!
車椅子で階段を上がっている最中に万が一誰かがぶつかったりしたら・・・。
ということでケロロからの提案。
公共施設の階段などでは必ずといっていいほど見る事ができる「手すり」。
あれをジェットコースターみたいにがっちりはさんで命綱とし、
その状態でタイヤなりキャタピラなりで階段を上ればいいんじゃないかな。
特別な装置をつける必要がないのでコストは安くなります。
車椅子はどうしても高くなりそうだけどね。
大規模な目で見たときに、総額としては安くなるのかもしれないけれど。
だってエスカレータをいたるところに設置するのも結構大変でしょ?
それに上記のような車椅子ロボットを作ったって、
手すりの無い階段とか、規格外の手すりを使用した階段は上れないしね。
色々考えさせられる記事だったけれど、
このロボットの将来にケロロは期待したいなぁと思ったのでした。
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北海道にロボットフィールドを作ろうと日々奮闘中。