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以前読んだ書籍で、面白いことが書いてあった。

「車が走るのに必要な機能は何か?」
その問いに多くの人がエンジン、アクセル等と答えたそうだ。

そしてほぼすべての人が答えなかったものに
「ブレーキ」がある。

頭の中に「ブレーキ=止まる」という構図があるからだ。
がしかし、走行にブレーキは欠かせない。

それと同じく、
川というものはそれを導く地面と地面の高低さがあるために川たりえる。
海というものはそれを支える大地と大地のくぼみがあるから海たりえる。

水を遠くへ運ぶには「水を漏らさない容器」が必要になる。

何かが存在するには、それを否定するものが無ければ存在し得ないのだ。

なるほど、と感心した電電であります。
んで、電電は「集中力もしかり」であると考えるわけだ。

集中力を川のように思う方向へ流したい(集中させたい)と考える人は多いだろう。
であるならば、集中力を妨げるものが必要なのだ。
なんだか矛盾しているようであるが矛盾はしていない。

受験期に本棚のコミックやゲーム機をダンボールに詰めて自分から隔離したことは無いだろうか?
それに近い。
集中力を持っていかれそうになるものを身の回りから排除するという考え方と、
特に興味の無いものを周りに置くことで、
目の前のことに一番興味を持たせることができるという考え方へのシフトなのだ。

結局発想の転換ではないか。

面白いデータがある。
数年前、とあるヨーロッパの国でテレビが長期間放送されない時期があったそうだ。
ストライキだとか何とかで。
その間子供たちは大好きなアニメがみられなくなってしまった。
結果、今まで見向きもしなかった本を読み始めたそうだ。
テレビを失って、その行き場を失った「興味・集中」が目の前の本に注がれたのだ。

集中力は液体である。
集中力は川である。

「瓶に詰める」のではなく「どこへ流すか」を重要視したいところだ。
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無題
私の集中力は、電気みたいなかんじ。
ちぇ 2008/11/23(Sun)  22:33 編集
無題
電気?
どんなの?
電電蛙 2008/11/23(Sun)  23:46 編集
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