香川大学がやってくれました。
従来ロボットってのはスピーカーから音声を出すのが主流でしたが、
今回は人間の発声器官構造を再現して音を出しています。
鼻腔の重要性や歯の重要性がこの動画から見てとれます。
確かに「さ行」等の破擦音が必要な場合は歯が必要になるわけですね。
高齢になって歯が不足したり、風邪をひいて鼻がつまったりすると
発声の結果がかなり変わってくるわけです。
具体的にどんな役に立つのか?といったところまで言及されてはいませんが、
私見としては人間の発声研究や、言語学習系の人工知能の研究に用いられるかもしれません。
我々が恩恵を受ける例を考えるのは若干難しい。
例えば、
「滑舌の悪さの解明」
「難しい英語発音のビジュアル化による教材」
「理想的な歯並びモデル、歯並びを矯正することでどの程度発音がよくなるかのモデル化」
いずれにせよ、直接的な恩恵というより、医学的なワンステップを踏む可能性のほうが高そうだ。
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