だんだんと涼しさが戻ってきた部室。
今日の参加は4名でした。みんな帰省や車学校だって。
ということでヒジリとグリグリ元気プロジェクトの内容を練っていました。
今日決まったこと
●ロボットフィールド・プロデュースの2日間スケジュール
●人を集める手段
●背景や目的、意義
●参加者への製作分担内容
●競技場の広さと構成材料
こんな感じでレジュメを作っていきます。
大事なのは
●なぜ北海道大学でやるのか
●フロンティア精神とは何か
●他のロボット製作教室とは何が違うのか
●この企画を行うと何が変わるのか
●教科書の使い方
ここら辺じゃないかな。
特に一番下の「教科書の使い方」がキーだね。
教育効果というものをかなり意識した構成になっています。
では今日のテーマ。
■習い事としてのロボット製作
近年ロボット製作教室の開講件数が伸びてきていますが、やはりピアノ等の習い事とは比べ物にはなりません。ピアノや習字、少林寺拳法などは「習い事」としての地位を獲得していますが、ロボット製作はまだまだその域には達していないようです。やはり習い事というと芸術面で精神向上をはかったり、スポーツで体力づくりをしたりと良い面が非常にわかりやすいですよね。ケロロもピアノとヴァイオリン、水泳をやっていました。それぞれ歴史が古いために習い事としての地位を現在確立できている、というのもあるかもしれません。ではロボット製作は将来的に習い事としての地位を確立できるのでしょうか?くわえ、確立するためにはどうしたらいいのでしょうか?
■プラモデルとロボットキットの違い
ロボット関係のイベントにて保護者の方とお話をすることがあるのですが、プラモデルと子供達が触れる機会の多いロボットキットとの違いが感じられないそうです。動く動かないの違いは明確ですが、最近ではゾイドのように動くプラモデル、ミニ四駆の様な半プラモデルも存在するわけです。コンピューターを積んでいるものも一部ありますが、なにより「ロボットキットの販売コーナーが玩具コーナーと一緒になっている」こともかなりあるようですね。以前このブログにも書いたとおり、ロボットキットのプラモデル化が顕著に現れている気がします。うーん、キット自体は質の高いものなんだけれどなぁ・・・。
■保護者の理解を得るということ
かなり難しい部分ですね。習い事というものは大きく分けて子ども自身がやりたいという場合と、親が教養として習わせる場合とがあるように思えます。どちらかというと後者のほうが多いのではないだろうかね?ケロロは後者でした(笑)。要するに、習い事として確立するには保護者の理解を得ることの重要性を忘れてはいけないのです。加え、それだけの内容を備えたものを提供する必要があるということでもあるでしょう。であるならば、単に作り方を教えるだけで事足りるのでしょうか?何を提供する必要があるのでしょうか?ケロロは考え中です。
■ロボット製作のレベルとベクトル
ロボットキットやロボット製作教室を提供する側、提供される側、双方の視点から考えてみよう。
提供する側は「いったい何を提供したいのか」
提供される側は「提供されるものに対し何を求めるのか」
提供する側にとって、「手軽に楽しめるロボット工作」というニーズに応えようとしてる様に見えることが多い。
ここで「ニーズに応える」というベクトル、「手軽に楽しめる」というレベルが見えてくる。ここで注目して欲しいのは「ニーズ」である。ケロロが思うに、「ロボット製作に楽しさを求める人は多くとも、教育効果を意識的かつ重要課題として求める人は現在少ないのではないか」ということなのです。
ロボットと教育の関係において、その教育効果は自発的なものなのか多発的なものなのか。
ケロロは現在考え中なわけです。
誰かご意見お聞かせくださいませ~
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北海道にロボットフィールドを作ろうと日々奮闘中。